2018-05-15

澤 寛 個展「RAPTURE」


スタイリスト・衣装デザイナーとして知られる、澤田石和寛が写真家 澤 寛 として、ある1人の女性を追いかけた写真展となります。その写真作品と彼女を追いかけながら制作した写真集を展示、販売致します。

©sawa kan "RAPTURE"

澤 寛 / sawa kan 「RAPTURE / ラプチャー
会期:2018年6月21日 [ 木 ] ‐ 7月2日 [ 月 ]
会場:AL www.al-tokyo.jp
住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F
時間:12:0019:00 会期中無休 入場無料
電話:03-5722-9799

・会期中イベント・
 ギャラリートーク 2018年6月30日(土)18:00 - 19:30
登壇者:澤 寛、鷹野 隆大(写真家)  

参加費 (+1ドリンク付) ¥1,000- (当日現金にて釣銭の無いようご用意ください。)

【事前予約】
6月29日(金)19:00まで事前予約を受付ます。

件名に 「澤 寛」を記載し、

お名前、連絡のつきやすい御連絡先(携帯番号など)、複数の場合はご同伴者様を明記の上 yoyaku@al-tokyo.jp までメールにてお申し込みください。追って確認のメールを返信致します。
※平日のみ、手動でのご返信となりますので多少お時間がかかる場合がございます。一両日を目安にはしておりますが、予めご了承ください。
※携帯電話からの場合はPCからのメールを受信できるよう、ご確認の上送信下さい。
PCの場合でもメール受信に何らかの問題が発生し未着となる場合がございます。3日ほど経過しても当方より何の返信もない場合はお電話にて確認ください。
eメールは、必ず今後のやり取りでお使いになるアドレスからご送信下さい。申し込まれたメールにそのまま返信の形をとらせて頂きます。

※お申し込み後のキャンセルに関しましては、お申込時の返信メールにてご案内いたします。
※その他ご質問・ご連絡等も、基本的にはすべて上記メールにて承りますが、緊急時はお電話でも承ります。

・写真集販売・
写真集「RAPTURE」 
著者: 澤 寛
ブックデザイン:原耕一 / 七郎 (trout)
発売日:20186月20日
仕様:A4変形 判 48P
定価:5,000 + tax
裸は裸ではない。それは裸という衣装である。
人前で裸になる恥ずかしさは、着古したパジャマ姿を人に見られる恥ずかしさと大差ない。

逆に、人に見てもらいたい姿もあるだろう。たとえば晴れ着は見られるためにあるものだが、鍛え抜かれた身体というものは晴れ着を着ているのと同様ではなかろうか。

衣服には個性が宿る。常に身につけている衣服となればなおさらである。

ここに登場する裸体を持つ人がどのような人なのか、
その人生について、
男であることと女であることについて、
大人であることと子供であることについて、
さらには日本という国について、
そしてそれらすべての未来について、
澤田石和寛の写真は見る人の想像を掻き立てずには済まないだろう。


 鷹野隆大(写真家)



首元から刺青が見えた。なぜ見せるのか、理解できなかった。「いろいろあって、」などと誰もがいうことを言う。僕もそう。こういう子は他にもいる、みんながそう思う。

「服はどうしますか?」と聞いてくるが、「服はいらないよ、自分を隠すことになるでしょう?」と返せば、何も言わずに外方を向く。

「じゃあ脱ごうか」と言い、少し戸惑った様にしながらも「裸は別にいいんですけど」と言いながら脱ぎ始め、刺青を自慢げに見せる。いや刺青が自慢げにしている。こちらを睨みつける様でもない。これはなんであろうと彼女の皮膚だ。にも関わらず彼女は刺青を纏ったかの様に裸になる。

「いいの撮れましたか?」などと言いながら、服を着て、帰る。

今もまだ、刺青が誇らしげで、それ以外のものは消えていく。





「天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ



May the wind up above shut the Heavenly gate

That the Aery Maiden's dance we may here longer taste.






プロフィール | PROFILE

澤 寛  Kan Sawa
1984年 神奈川県生まれ
2006年 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 中退
2011年 第五回アジアンフィルムアワード ベストコスチュームデザイナー ノミネート
2018年 初個展

Instagram : @kan_sawa