2018-12-28

榎本マリコ 個展「Flowery Ghosts」

©Mariko Enomoto

榎本マリコ 「Flowery Ghosts」
会期:2019年1月11日 [ 金 ] ‐ 1月20日 [ 日 ]
会場:AL www.al-tokyo.jp
住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F
時間:12:0019:00(最終日のみ〜18:00)会期中無休
電話:03-5722-9799


・会期中イベント・
 ギャラリートーク 

ギャラリートーク開催 : 2019111日(金)18:3019:00
作品解説=榎本マリコ 聞き手=利光春華(イラストレーター)

在廊予定日時

1月11日(金)14:00~19:00 ※18:30~ギャラリートーク

1月12日(土)14:00~18:00
1月13日(日)14:00~18:00
1月14日(祝)14:00~18:00
1月19日(土)14:00~18:00
1月20日(日)14:00~18:00
※上記予定は予告なく変更になる場合があります。


ポートレートに植物や静物のモチーフを組み合わせた、ユニークな画風のアクリル画で注目を集めているのが榎本氏です。人は、相手の特徴や表情を無意識に読みながら、インスピレーションを杖のように扱い生きていますが、その顔を仮面で覆われたとたん不安になり、果てのない妄想を働かせる生き物でもあります。彼女が丁寧な筆運びで描いているものは、実在の曖昧な女性たちのアナザーサイドであり、まさに目に見えないファンタジーの迷宮。画面の余白には、見ている私たち自身の内面を問いかける言語が隠されていそうです。

ファッションの素養もベースにしながら独学で会得したという筆致の緻密さ、フォルムと構図の流麗さやカラー構成の優れた調和力など、その絵画としての完成度もさることながら、その外面を描くことで内面や空想世界を表現してみせるというシュールな世界観が国内外で高く評価されています。近年では、YUKIのライブDVD/Blu-rayHigh Times」のカバーワークや書籍「82年生まれ、キム・ジヨン」の装画など、人々の印象に深く残コミッションワークも多数手がけています。

本展は榎本氏にとって、約3年ぶりとなる個展です。顔を覆われた女性たちの肖像はこれまでも展示のテーマとなってきましたが、「ここ2年ほど、自分の中での"描くこと"が、より濃い輪郭を現し、とても集中した時期になりました」という彼女。今回はその新しい成熟の境地をまとめて発表する場となります。「自由な世界への想像力を解放される感覚」を、ゴーストへの憧れに例えながらタイトルに引きました。大小の近作約30点を展示・販売いたします。また、本展のために制作した作品集やオリジナルバッグ、スカーフ、一輪挿しなども紹介・販売いたします。


プロフィール | 榎本マリコ アーティスト / イラストレーター
1982年、埼玉県生まれ。ファッションを学んだ後、2004年より本格的に絵の創作活動を始めた。
国内外のグループ展や個展で作品を発表しつつ、書籍の装画やCDジャケット、雑誌、広告など幅広い業種のアートワークを手がけている。最近の個展に「Strange Stories」(2013年, タンバリンギャラリー)「STRANGERS(2015年, L'illustre Galerie LE MONDE) など。装画を手がけた書籍に「82年生まれ、キム・ジヨン」(チョ・ナムジュ、筑摩書房),「美しい心臓」(小手鞠るい、新潮文庫)など。「MONSTER EXHIBITION 2017」(渋谷ヒカリエ8)にて優秀賞受賞。

【企画・主催】
GALLERY SPEAK FOR
http://galleryspeakfor.com/

2018-12-25

ハービー・山口 写真展「代官山17番地」

©Herbie Yamaguchi

異国情緒を漂わせる古びた集合住宅、商店が連なる中央の広場、そしてここに集まる人々。1996年に解体された同潤会代官山アパート(現・代官山アドレス)を中心に、美しい表情を持つ建物と人々を捉えたモノクローム写真集。1998 年に発売されたハービー・山口の代表作にして伝説の名作写真集が20年ぶりに新編集版として発売されたのを記念して、代官山のALにて、写真展を開催いたします。  


ハービー・山口 写真展 代官山17番地
会期:2019年1月21日 [ 月 ] ‐ 1月27日 [ 日 ]
会場:AL www.al-tokyo.jp
住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F
時間:12:0019:00 会期中無休入場無料
電話:03-5722-9799

【会期中イベント】

・オープニングレセプション:1月21日(月)18:00~

・トークイベント:1月26日(土)15:00~ ※要事前予約
 入場料:1000円

【イベント事前予約 申込み要項・注意事項】※要予約
(着席40名+立ち見20名 計60名まで)

【ご予約方法】
件名に 「ハービー・山口 トークイベント」を記載し、
お名前、連絡のつきやすい御連絡先(携帯番号など)、複数の場合は人数を明記の上、
yoyaku@al-tokyo.jp までメールにてお申し込みください。追って確認のメールを返信致します。

※入場料の精算は当日受付にて承ります。
※イベント準備のため、入場受付開始前に一時的に会場をCLOSEさせて頂く場合がございます。
※手動でのご返信となりますので多少お時間がかかる場合がございます。一両日を目安にはしておりますが、予めご了承ください。
※携帯電話からの場合はPCからのメールを受信できるよう、ご確認の上送信下さい。
PCの場合でも何らかの問題で未着となる場合がございます。前日までに当方より何の返信もない場合はお電話にて確認ください。
eメールは、必ず今後のやり取りでお使いになるアドレスからご送信下さい。申し込まれたメールにそのまま返信の形をとらせて頂きます。

※お申し込み後のキャンセルに関しましては、お申込時の返信メールにてご案内いたします。
※その他ご質問・ご連絡等も、基本的にはすべて上記メールにて承りますが、緊急時のみ お電話03-5722-9799でも承ります。




『新編 代官山17番地 』ハービー・山口
SPACE SHOWER BOOKS刊)発売中

体裁:A4 変形 280 x 210 mm 160ページ 並製
定価:¥3,600+税

構成、デザインを大幅改定、ハイエンド印刷で未発表作品も多数収録した「写真」と「建築」ファンの新バイブルです。異国情緒を漂わせる古びた集合住宅、商店が連なる中央の広場、そしてここに集まる人々。
1996年に解体された同潤会代官山アパート(現・代官山アドレス)を中心に、美しい表情を持つ建物と人々を捉えたモノクローム写真集。


プロフィール | ハービー・山口 
1950年東京生まれ。ロンドンに10年間滞在、劇団員を経て写真家になる。現在も日本とヨーロッパを行き来しながら著名人から一般の人々までを被写体としその輝きを写真に捉えている。エッセイ執筆やラジオDJもこなす。大阪芸術大学、九州産業大学各員教授。 

〈企画・主催〉
スペースシャワーネットワーク

2018-12-24

塚本サイコ 《オーガニックな「在り方」ワーク&ライフ デザイン講座》


塚本サイコ
ワークもライフも分け隔てなく
職<食>住の価値観を一致させ
気の澄むよう 生きる
whole_living_design

オーガニックな「在り方」ワーク&ライフ 
デザイン講座  
水曜/夜クラス 開講



表参道/香港ホームメイドスイーツ&薬膳カフェ『DESSRT COMPANY』、渋谷/オーガニックカフェ『daylight kitchen』など、伝説のカフェを手がけてきた塚本サイコ。
ミュージシャンでもあり、20年余、渋谷でカフェを通じてミニマルな循環する社会モデルを考え実践し続けた経験を、より多くの必要とする人たちにシェアする講座を開設します。

カフェや食を通じた商いをしたい人、してる人はもちろん、スモール&グリーンビジネス、社会起業・女性起業・地域起業などに興味がある人、既にフリーランスや個人事業主でのキャリアの持ち主、そして、自身の軸を携え自立し自由なマインドを手に入れたいと願う、どのような方にもボーダレスに響くエッセンスが散りばめられています。

「都市でのカフェ経営を経て、現在標高450Mを超える山中にて暮らしています。
そんな究極的な環境からおのずと導き出されたことは『大いなる自然に生かされた私たちはもっと可能性を感じていいんだ!』といったマインドでした。
そして今度は
そんなマインドへ扉を開くまでのアンテナを育てること、心の眼鏡を掛けかえておのずからの「在り方」を導き出すプロセスに寄り添い、架け橋になることができるのではないか?と、氣づいたのです。
これまでの背景と歩み、ならではの学びを惜しみなくお伝えし、それぞれが『氣の澄む生き方在り方』のデザインを自由に施す喜びを、ともに喜びたいと思っています。
必要な方に届くことを願っています。」

塚本サイコ


講座の内容詳細/お申し込み方法

ONE DAYセミナー&レッスン】
テーマ;まず、在り方からはじめましょう!

SaikoTsukamoto whole_living_design
ブログ記事はコチラ
FBイベントページはコチラ

【開催日時】
20181212日 水曜日
2019116日   水曜日 ※両日同じ内容です
19:00-21:30

【レッスン代】
5,000円(税込)
晩御飯とお飲物、食卓を囲む豊かな時間とともに
◎今日からすぐにでも!おはようからおやすみまでに取り入れられるオーガニックな「在り方」レッスン
手引書を差し上げています。

【お申し込み方法】
宛にメールにて。
お名前様、連絡先(携帯番号等)を記載の上、お送りくださいませ。
折り返しお返事をさせて頂きます。
ONE DAYセミナー&レッスンは当日現金でのお支払いでお願いしております。お料理の食材準備などが御座いますので、キャンセルのご意向は出来るだけ早くお知らせ頂けますようお願いしております。



【「在り方」ビジネス・ワーク&ライフ デザイン講座/四回連続本講座】 
テーマ;「在り方」が経済を支えるデザインを導き出しましょう!

Peatixイベントページはコチラ
SaikoTsukamoto whole_living_design
ブログ記事はコチラ

【開催日時】
全四回 水曜日/19:00-22:00
2019
123日 テーマ;ヴィジョン&コンセプトから導き出すあなたの「使命」
227日 テーマ;立ち居振る舞いとコミュニケーション「在り方」マーケティング論
313日 テーマ;最小限にて最大限を成す お金と時間「在り方」マネタイズ
327日 マイプロジェクト発表会
※①②③は単発受講も可能です。(受講料が異なります)

【講座受講費用】
全四回;60,000円(税込)
各回に食卓を囲む時間が在り、その費用も含まれます。
デイライトキッチン卒業生である料理家による 晩御飯 がしつらえられます。

【お申し込み】
Peatixでの事前決済をお願い致します。

※単発受講希望の場合もPeatixにて事前決済をお願い致します。

<キャンセルポリシー>
※一度収めていただいた受講料はいかなる理由においてもお返しすることができません。
※止むを得ず、こちらの都合もしくは天候等で休講とさせて頂く場合は、代行日程をご提示致します。



<各種お問い合わせ>
elemental life & society

【会場】
AL  2F Kitchen Studio
東京都渋谷区恵比寿3-7-17

塚本サイコ
株式会社elemental life & society代表/食の活動家/音楽家
東京生まれ、国立音楽大学卒。音楽家としての活動と並行し、都内、主に渋谷区内にてカフェやデザートショップなどを展開。現在はOrganic & Natural, Farm to Tableを掲げた社員食堂の導入を企業とともに取り組んでいる。働く人のWell-beingに作用する人開発プログラム「マインドフルカフェ」、オーガニックな在り方を主軸に据えた「在り方」ビジネスやワーク&ライフデザイン講座を行い、これからの時代の生き方、在り方を提案。藤野地域の陣馬山中に住む、一児の母。

2018-12-23

中川ワニ珈琲教室 1月「淹れなそん 飲んでとく」


2019年、新年明けましておめでとうございます。
今年も中川ワニ珈琲教室を通して
皆様と珈琲を楽しめたらと思っております。
1年に4回定期的に開催させていただいている会

今年は、より珈琲を淹れること飲むことを
家でたのしむ為のものにしたいと考えてます。


やっぱり、家で飲む珈琲が1番と
思えるひとときは平和な味が致します。

新鮮な豆を粉にして、たっぷりとした量を使って
ゆっくりじっくり丁寧に淹れることに
触れてください。

淹れなそんです!そしてそれを飲んだらとく!

126日開催です。
まずは年初めどんなブレンドか
楽しみにしていてくださいませ。



開催日

1月26日(土)
昼 
11:00~14:00
夜 
16:00~19:00

レッスン内容 

コーヒーを淹れて楽しんで飲む会


持ち物
筆記用具 珈琲を淹れる道具はこちらでご用意しております。
 もし、普段使い慣れたポットやドリッパーが良ければそれをお持ち頂きお使い下さいませ。

≪定員≫
各10名
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。

参加費 
4,000(税込)
当日現金にて釣銭の無いようご用意ください。

■珈琲豆予約販売

当日参加される方に限り珈琲豆を予約販売致します。

豆は200g :1,300円(税込)です。 購入希望の方はお申込みの際に希望数量を明記してください。 当日、参加費とは別に現金のご準備をお願い致します。


≪お申込み≫

件名に「中川ワニの珈琲教室1月 」と必ず記載し、

ご希望の時間帯 (昼11:00~/夜16:00~のどちらか)、

お名前、連絡のつきやすい御連絡先(携帯番号など)を明記の上 

yoyaku@al-tokyo.jp までメールにてお申し込みください。 追って確認のメールを致します。

※平日のみ、手動でのご返信となりますので多少お時間がかかる場合がございます。 一両日を目安にはしておりますが、予めご了承ください。

※携帯電話からの場合はPCからのメールを受信できるよう、ご確認の上送信下さい。 申込まれたメールにそのまま返信の形をとらせて頂きます。

PCの場合でもメール受信に何らかの問題が発生し未着となる場合がございます。
 予約の可否に関わらずメールの返信はしておりますので 、3日ほど経過しても当方より何の返信もない場合は、 お手数ですがお電話にて確認ください。

eメールは、必ず今後のやり取りでお使いになるアドレスからご送信下さい。 ※お申し込み後のキャンセルに関しましては、お申込時の返信メールにてご案内いたします。 ※催行人員に満たない場合は中止となります。予めご了承ください。 ※その他ご質問・ご連絡等も、基本的にはすべて上記メールにて承りますが、緊急時はお電話でも承ります。



≪場所≫
AL 2F Kitchen Studio
東京都渋谷区恵比寿南3-7-17  ℡03-5722-9799
http://www.al-tokyo.jp accessのページより地図をご確認ください)
※東急東横線 代官山駅より徒歩5分、アイマークゲートビル(1F ファミリーマート)の真裏です。
※駐車場はございませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。



2018-12-22

ことことの料理教室 2月3日「米味噌の仕込みの会」



味噌の仕込みに良い時期がやってきました。
今回は米麹を使い米味噌を仕込みます。

熱い味噌汁は体の中にすっと沁みわたります。
料理の調味料としても重宝します。
目に見える材料を使い美味しい味噌を仕込みませんか?

大豆は宮崎の循環農法の豆。
麹は宮崎在住の農学博士の米麹。
塩はモンゴルの天日湖塩。

軽く腹ごしらえをしてから仕込みに入ります。
少しお腹を空かせてきてください。
お持ち帰りの味噌玉は3キロ程度になりますので、
トートバックなどご用意ください。



開催日
2月3日(日)13:00~  ※キャンセル待ち
実習型の教室です。軽く食事をとってから味噌仕込に入ります。
2時間半~3時間を予定しています。

≪定員≫
限定13名

≪講習料
6,500円(税・お持ち帰りの味噌玉・試食代込み)
(当日現金にて釣銭の無いよう、ご用意下さい)

持ち物
エプロン、ふきん、手拭き、味噌玉3キロを入れられる手提げ袋など。

≪講師≫ 
佐藤ひろみ
1963年東京生まれ。高校卒業後、製菓学校へ通い、
数年間ケーキ屋さんに勤務した後、代官山でカフェを開く。
2003年春、中目黒にごはん屋さん「ことこと」をオープン。


《お申込み方法》※キャンセル待ち
件名に 「ことこと 2月3日」 と必ず記載し、
ご希望日、お名前、連絡のつきやすい御連絡先(携帯番号など)を明記の上 
までメールにてお申し込みください。
追って確認のメールをお送り致します。

※平日のみ、手動でのご返信となりますので多少お時間がかかる場合がございます。一両日を目安にはしておりますが、予めご了承ください。
※携帯電話からの場合はPCからのメールを受信できるよう、ご確認の上送信下さい。 申込まれたメールにそのまま返信の形をとらせて頂きます。
PCの場合でもメール受信に何らかの問題が発生し未着となる場合がございます。 予約の可否に関わらずメールの返信はしておりますので   3日ほど経過しても当方より何の返信もない場合は、お手数ですがお電話にて確認ください。
eメールは、必ず今後のやり取りでお使いになるアドレスからご送信下さい。
※お申し込み後のキャンセルに関しましては、お申込時の返信メールにてご案内いたします。
※催行人員に満たない場合は中止となります。予めご了承ください。
※その他ご質問・ご連絡等も、基本的にはすべて上記メールにて承りますが、緊急時はお電話でも承ります。



《場所》
AL 2F Kitchen Studio
東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 2F
(accessのページより地図をご確認ください)
※東急東横線 代官山駅より徒歩5分、ファミリーマートの真裏です。
※駐車場はございませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。




主催:ことこと 佐藤ひろみ


2018-12-20

第11回恵比寿映像祭 地域連携プログラム企画               The Grateful (to) Dead うつゆみこ 南風食堂 田中麻記子




第11回恵比寿映像祭 地域連携プログラム企画
The Grateful (to) Dead うつゆみこ 南風食堂 田中麻記子

The Grateful (to) Dead —Yumiko Utsu, NANPUSHOKUDO, Makiko Tanaka


会期:
2019年2月7日 [ 木 ] ‐ 2月17日 [ 日 ]
会場:AL www.al-tokyo.jp
住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F
時間:11:00〜20:00 会期中無休
電話:03-5722-9799
入場料: 500円(1ドリンク付き) 、イベントは別途入場料あり

【会期中イベント】

・オープニングレセプション:2月8日(金)18:00~21:00

ライヴパフォーマンス:日時等詳細は後日、当HPにて公開致します 
 出演:メガネ(発電ポールダンス)

 入場料:2,500円(1ドリンク付き)
 予約:info@traumaris.jp
・うつゆみこワークショップ:
 A  211日(月祝)12:0015:00
 B  216日(土)12:0015:00
 参加費:4,500円(+素材購入実費) 予約:info@traumaris.jp 


***
生きとし生けるもの〈転〉じて、他種の個体が生存するための糧となる。
食べもの〈転〉じて、滋養となり、精となり、ときには創造の源となる。
生の循環として尊ばれてきた、絶え間ない「転調」の営みを軸に、
本展では「食」をテーマとする3人のアーティストを紹介する。


うつゆみこ  Yumiko Utsu
 
©うつゆみこ『天使ごっこ』2012年(参考作品) | Yumiko UtsuTenshi Gokko2012

うつゆみこの写真の魅力は、スーパーや小売店で買える魚貝や野菜など、生の食材固有の色形や触感を、異形のコンテクストで息づかせる「見立て」の妙だ。実際に店頭で胸のざわめきを覚えた被写体を買い求め、その色や質感を際立たせる背景をデザインし、スケール感を撹乱するオブジェと組み合せる。鮮度を保つため、シンプルなセットを素早く作りこみ、照りや艶を出すライティングを施す。
ヒエロニムス・ボスやヤン・シュヴァンクマイエルの系譜を継ぐその作品世界は、食材が本来の存在理由を一瞬で失い、万物の摂理をも開示してしまうような破壊力をもっている。日常の事物に注ぐ批評眼が毒の効いたエッセンスとなり、仄かに後ろめたい快感を呼び覚ます静物写真に刮目してほしい。



南風食堂  
NANPUSHOKUDO
©南風食堂「オオカミと娘」2012  TRAUMARISSPACE  展示風景(参考作品)

料理ユニット・南風食堂は、木のつるで作られた籠のなかで、自己の感覚に向き合いながら白湯や食事を味わいつつ、アーユルヴェーダで3要素(水、火、風)と呼ばれるエネルギーを視覚や聴覚で捉えるインスタレーションを展開する。
食とは、体内に別のエネルギーを取り込み、新しいエネルギーとして変成させていくことだが、人間の野生が失われ、体感に集中する機会が減った現代に「自分以外のものが自分の中に入ってくることを感じられる装置を作りたい」とメンバーの三原寛子は言う。「アーユルヴェーダでは、食べることは体内にある火の神様に供物するという意味があり、敬虔な気持ちで食べるのが良いという教えがあります。食べること=内なる神に仕えること、という感覚を感じさせたい」


田中麻記子  Makiko Tanaka
 ©田中麻記子『あかいみ』2019 紙に水彩 | Makiko Tanaka “Fruits rouges”  Water color on paper 2019

2013年、フランスに拠点を移した田中麻記子は、それまで探求してきた個人的な幻想風景を一旦離れ、パリでの暮らしのなかで自身の目で見た移民たちの生活と多国籍文化という現実的なモチーフに関心を寄せた。なかでも世界各国の料理や食材との出合いは、くいしんぼうの画家の想像力を大いに刺激する。現在も日々飽くことなく描き続ける水彩ドローイングは、彼女の濃密で甘美な幻想絵画とは別のパラレルワールドに共存し、瑞々しく豊潤な煌めきを纏う。そこでは多様性に満ちた食の王国のフェアリーたちが、それぞれの固有の味や、形の美しさやおもしろさ、文化的背景から生まれた物語を生き生きと繰り広げる。ピエール・エルメ・パリ・ジャポン青山店のシンボル「Macaron Baby」、資生堂「花椿」Web版で連載するアニメーション&コラム『空想ガストロノミー』でも注目される、田中のシグニチャーの1つとなった本シリーズに興味は尽きない。


2003年から2015年にかけて、アートと飲食を結びつける創造環境を目指してきたTRAUMARIS。キッチンスタジオを併設し、音楽・デザイン・アート・食が密接に関わりあうAL。本展は、両者にとって重要で親密なテーマである「食」の可能性を、アーティストの表現を通して表明する好機ともなります。
会期中には、南風食堂と、発電ポールダンサー・メガネによる参加型パフォーマンスを開催します。
また、うつゆみこと共に近所の店で新鮮な魚貝や野菜を選び、セットを設えて撮影するワークショップを2回にわたり開催いたします。



企画:住吉智恵(TRAUMARIS)
http://www.traumaris.jp